空気に涼しさを感じると秋らしい料理を食べたくなるもの。
横浜市場には長野県、新潟県、秋田県などから「ぶなしめじ」「えのきたけ」「エリンギ」「菌床しいたけ」「まいたけ」「なめこ」など各種きのこが入荷します。元々きのこは森の倒木などに発生するものですが、食用として流通しているのは衛生管理の整った施設で、おがくずを使い育てたもの。品質が安定しているので、食材として一年中おすすめです。
写真左奥の「えのきたけ」は歯切れが良く、くせの無い味で鍋料理や天ぷらには不可欠。光を当てて栽培した茶色い種類もあります。中央の「ぶなしめじ」は和洋中どんな料理とも好相性。真っ白なタイプも出回っています。右奥の「エリンギ」は地中海沿岸原産。コリコリとした歯ごたえで、すっかりおなじみですね。きのこは全般に食物繊維豊富で低カロリー。生活習慣病予防効果など機能性食品としての研究も進んでいます。加熱するとうまみがグッと出てくるので、たっぷりのきのこがお料理を美味しくしてくれることでしょう。写真は長野県産のえのきたけ、ぶなしめじ、エリンギです。 (横浜丸中青果株式会社)
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