360万人が暮らす日本一大きな都市、横浜。この大きな都市で、食品循環型飼料を使った美味しい豚肉、「はまぽーく」が育てられていることを知っていますか。
この地元ブランド「はまぽーく」は、市内の養豚業者が、学校給食やスーパーなどの調理残さをゴミとして、捨てられ焼却されることに目をつけ、飼料会社、横浜市らと連携して、残さの飼料化を実現し、大麦やトウモロコシなどと一緒に飼料として育てられた豚です。
野菜くずなどの残さでも、元々は、農家、食品会社の人たちが、育て、作られたものです。残さを再利用することは「もったいない」の心を大切にする環境に優しい精神につながります。
スーパーなどで出された残さは、品質を劣化させないため、保冷車でリサイクル工場となる飼料会社へ運搬され、乾燥加熱滅菌の後、余分な油分を取り除き、栄養成分のチェックを受けて「ハマミール」という固形の飼料に再生されます。この食品循環の取組は、全国的にも先進的であって国も称賛しています。
また、横浜市内では「やまゆりポーク」というブランドも生産されています。今、食のトレンドは「地産地消」です。地元ブランドの豚肉を是非ご賞味してみてください。
写真はこの「はまぽーく」を使った食育教室を、横浜市立本町小学校で実施したときの様子です。(横浜市中央卸売市場食肉市場)
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