初夏のさわやかな季節になってきました。この時期になると、八百屋さんやスーパーには、茨城や熊本の産地から送られてきた網目模様のメロンが並び始めます。
外側は似たような網目模様のメロンでも、種類によって、果肉の色も違い、また味もそれぞれ個性があります。この時期に多く店頭に並ぶのは2種類。「アンデスメロン」は「青肉」といって、果肉は淡い黄緑色。糖度が高いため、甘みが強く、実がやわらかいのが特徴です。一方、「クインシーメロン」は、果肉がオレンジ色で「赤肉」と呼ばれています。アンデスメロンよりもやや甘みは控えめですが、実がしっかりして、上品でさわやかな味わいがあります。
病気のお見舞いにメロンを送るというのは、見栄えがよくて、甘くて口当たりがよいというだけでなく、食物繊維が少ないため消化しやすく、免疫力を高める作用があるカロテンやビタミンCが多く含まれていることもあるでしょう。
メロンを食べる際には、冷やしすぎてしまうと甘みを感じにくくなってしまうため、買ってきてすぐ冷蔵庫にいれるのではなく、食べる1〜2時間前に入れましょう。写真は、アンデスメロンです。(岸間商店)
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