皆さん、海苔にも旬があることをご存知ですか？
店頭に一年中並ぶ海苔ですが、いまこの季節がまさしく海苔の収穫期。11月から４月初め頃が、「新海苔」の季節にあたり、海苔の旬といえます。
「新海苔」は磯の香りが強く、食感はやわらかく、海の旨みをぎゅっと閉じ込めています。ぜひ、店頭で新海苔を探してご賞味ください。そのまま頂いても、おにぎりや手巻き寿司でも、風味豊かなおいしさが楽しめます。
日本では、年間約100億枚もの海苔が生産されていますが、お膝元の東京湾でも、そのうち５〜10％の量が生産されています。もちろん、地元神奈川でも、「小柴」「長井」「走水」といった、横浜・金沢から横須賀沖にかけた漁場で生産されています。
海苔には、ビタミン、カルシウム、食物繊維やミネラル、また生活習慣病予防に効果的といわれるＥＰＡといった数多くの栄養素がバランスよく含まれていて、しかも低カロリーです。健康のためにも、毎日の「ご飯の友」としてご家族皆さんでお召し上がりください。
最後に、海苔の保存は、湿気てしまうと風味が損なわれるため、密閉容器などで保存しましょう。また長期保存には、冷蔵庫よりも冷凍庫で。（坂安海苔店）
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