横浜市場活性化協議会
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えだまめ

横浜丸中青果株式会社


えだまめ

 夏ならではの味覚、枝豆。熟す前の青い大豆を「枝豆」として食べるようになったのは、十七世紀(江戸時代)頃から。塩ゆでのほかにも、鮮やかな黄緑色をいかしてごはんと一緒に炊いたり、砂糖と煮詰めてあんにしたりと、加工調理の幅広い野菜です。
 横浜市場には、静岡、群馬、新潟、秋田、山形などから、初夏から秋にかけて入荷します。昼夜の気温差が大きい地域ほど、糖度が増しおいしい枝豆に育ちます。さや表面のうぶ毛が茶色い「茶豆」も風味の良さから、人気が定着しました。
 さやの緑色が鮮やかでふっくらしたもの、枝付きは葉の色が鮮やかで、さやが密に生えたものを選びましょう。おいしく食べるコツは、なんと言っても、購入後、すぐに茹でること。鮮度の落ちるスピードがとても早く、半日経つと甘味が半減すると言われます。塩もみして、とにかく早くたっぷりの熱湯でゆでてください。保存するなら、かために茹でて冷凍保存しておき、食べる際に熱湯にくぐらせると良いでしょう。
 枝豆は、各種ミネラルやビタミンA・B、大豆にはないビタミンCなどを含み、豆と野菜両方の良さを持っています。色も食感もアクセントになりますから、和洋中さまざまな料理でお召し上がり下さい。写真はJA秋田おばこ産枝豆です。
 

(平成18年9月5日神奈川新聞掲載)



横浜市場活性化協議会 - 2004年8月15日作成 - 2007年12月12日更新
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