さば
横浜丸魚株式会社
日本近海で一般的に獲れるサバは、マサバとゴマサバに2種に分けられます。腹部にゴマを散らしたような黒い斑点がある「ゴマサバ」は旬が5〜6月です。一方、腹部に斑点模様がない「マサバ」は秋以降に旬を迎えます。
サバの鮮度の見分け方ですが、目が澄んでいて背中の縞模様がハツキリしているものが良いものです。脂がのって旨味がある身は、しめサバ、塩焼き、味噌煮、揚げ物など、いろいろな調理法で美味しく召し上がれます。
またサバには、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2をはじめ、高脂血症や動脈硬化を予防する働きをするEPA(エイコサペンタエン酸)、脳細胞の活動を活発にする働きをする不飽和脂肪酸のひとつであるDHA(ドコサヘキサエン酸)等も豊富に含まれます。
おいしく、栄養価も高く、お手ごろな価格でお求め頂ける秋の味覚のお魚です。
(平成18年10月21日神奈川新聞掲載)
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