いさき
横浜丸魚株式会社
6月〜8月の梅雨から夏にかけての旬魚の伊佐木(いさき)を紹介します。幼魚時は、瓜坊(うりぼう)と呼ばれるイノシシの子供と同じように、体側に黄色いライン(ウリのようなしま模様)があることから瓜坊と呼ばれています。
イサキは暖かい海と外洋を好み、磯に生息しています。この時期、「梅雨イサキ」とも呼ばれ、6月〜8月を代表する白身魚で脂肪が多く淡白な味な割には美味となります。
見分け方では、目が澄んでいて、黒目のもので腹がしっかりしたもの、エラの色が鮮やか(赤色)の商品が鮮度良好とされます。鮮度が良く大きいものはは刺し身で、小振りなものは塩焼き、丸煮、三枚おろしで空揚げなど、いろいろな調理方法で楽しめ、おいしく食べられるお魚です。
(平成17年9月10日神奈川新聞掲載)
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