横浜市場活性化協議会
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ミカン

金港青果株式会社


ミカン

 秋の紅葉も終盤になり冬の訪れを感じるこの頃、そろそろミカンが食べたくなる季節ではないでしょうか。
 ミカンは手軽にいつでも食べられる冬の定番果物であるとともに、現在ガン予防に効果的な果物として注目されています。ミカンに含まれる成分「ベータ・クリプトキサンチン」には、発ガン促進物質を抑制する働きがあり、特に温州ミカンは他の柑橘類に比べ多量に含まれているそうです。
 また一日に必要なビタミンCはミカン2個で摂取でき、果肉を包む内皮(じょうのう)には脂肪を分解し体内への吸収を抑える働きがあります。
 美味しい保存方法としては、箱のフタを開けて風通しの良い涼しい場所に置いておくことです。これにより中身のみずみずしさを損なわず、長期間(2週間〜1ヶ月)貯蔵できます。
 主な産地としましては愛媛、和歌山、熊本、静岡、長崎、佐賀などがあります。中でも愛媛県JA西宇和八幡浜共選では糖度13度以上の『濱ノ姫』、早生完熟の『濱美人』、越冬有袋の『濱小町』などブランド化された(こだわりの)みかんが出回っています。
 写真は和歌山県のJAありだ総合選果場の『味一αみかん』です。みかん畑をシルバーポリフィルムで覆い、収穫前の雨をコントロールします。限定された園地で限定された生産者によって栽培され、さらに糖度13度以上、酸度が1.0という糖酸のバランスがとれた甘くて美味しい究極のみかんです。


(平成17年11月26日神奈川新聞掲載)



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