横浜市場活性化協議会
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サンダーソニア

株式会社神奈川園芸市場


サンダーソニア

 風に揺れると今にも鈴の音が聞こえてきそうなこの花は、ユリ科サンダーソニア属の宿根草です。
 原産地は南アフリカで、この植物を一八五一年に発見したサンダーソン氏にちなんで名付けられました。細い茎が直立して六十aくらいになり、葉は先端に巻きひげがある「笹葉型」です。花はオレンジ色に近い黄色の、長さ二aほどの釣り鐘型で、独特のかわいらしさがあります。
 日本には一九七〇年代にニュージーランドから輸入が始まり、国内産が一般化したのは九八年からという、わりと新しい花です。
 水揚げは「水切り法」で花持ちは一〜二週間くらいです。日本での開花期は六〜七月ですが、市場には輸入物が通年出回っています。
 英名は「クリスマスベル」、「チャイニーズランタン」という別名もあります。その名の通りランプシェードのような変わった形で、一輪挿しや花束、アレンジメントに人気です。花言葉は「愛嬌」「望郷」「祈り」などです。
 

(平成18年6月5日神奈川新聞掲載)



横浜市場活性化協議会 - 2004年8月15日作成 - 2007年12月12日更新
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